骨盤底筋から整える身体づくり〜動きの質が変わる！パーソナルトレーニング体験レポート〜代々木

2025年4月23日2025年4月24日

こんにちは！東京代々木・新宿を拠点に活動する健康運動指導士の茂木伸江（NOBUE MOGI）です。
運動が得意な方も苦手な方も、”機能改善”をベースにしたプログラムで”美姿勢””美脚”を作り、動きやす身体つくり・未来もアクアティブな毎日を過ごすことを目指したプログラムをお届けしています！

先日、富山からわざわざピラティスの学びのためにお越しくださった、
ストレッチーズオフィシャルトレーニング修了者（基礎編・コンディショニング応用編）のNさんに
骨盤底筋に特化したパーソナルトレーニングのリクエストをいただきました。

場所は渋谷区のレンタルスペース。（和室でした）

和室という落ち着いた空間で、マンツーマンだからこそできる、深い“気づき”と“感覚の再構築”を丁寧にサポートさせていただきました。

”骨盤底筋を鍛える”ではなく「骨盤底筋が働く身体を作る』

今回のテーマは、骨盤底筋からの身体のつながり。

Nさんは、すでにストレッチーズの基礎から応用編までを修了し、私の解剖学セミナー「胸腰筋膜からみる身体のつながり」も受講されている方。

だからこそ、ただ動きをなぞるのではなく、

“なぜそうなるのか”“何を感じているのか”

という内側の感覚をしっかりとキャッチできる準備が整っていらっしゃいました。

そして実は…

骨盤底筋だけを「鍛えよう」としても、なかなかうまくいかないことが多いのです。

それはなぜか？

骨盤底筋は、身体の中でも特に深層に位置し、
姿勢保持・内臓の支持・呼吸・運動制御など、多くの機能と密接に連携しているから。

言い換えると、身体全体の機能が上がってこそ、骨盤底筋が自然と働き出すのです。

実際のセッション内容：全身からアプローチする骨盤底筋

今回のパーソナルでは、以下のような構成でセッションを行いました。

① 身体のつながりを確認・再学習

すでに学びを積んでいるNさんとともに、身体のつながり（筋膜、アライメント、呼吸の連動性）を復習。

特に「胸腰筋膜」「横隔膜」「骨盤底筋」の関係性を中心に、感覚を通して再認識していただきました。

② 骨盤底筋へのアプローチ（ひめトレポール使用）

ストレッチーズとともに、ひめトレポールを活用。

このツールは、骨盤底筋群を優しく刺激し、正しい感覚を呼び起こすのに非常に効果的です。

骨盤底筋を“意識的に使おう”とするのではなく、”自然と働く位置に導く”ことがとても大切。

そのために、骨盤の位置・姿勢・目線を整えていきました。

③ 肩の機能改善アプローチ（ボディキネシス®︎の考え方）

骨盤底筋だけでなく、肩の可動性と安定性が呼吸や姿勢に大きな影響を与えるため、Nさんが抱えていた肩の不調にもアプローチ。

ボディキネシス®︎（機能改善体操）の考え方とプログラムを用い、「ほぐす」「ストレッチ」「安定性」「全身と繋ぐ」のステップで、肩の自由度と安定性の両方を引き出しました。

④ 最終的にピラティスムーブメントへつなげる

身体の感覚が整ったところで、ピラティスの基本的なムーブメントへ。

“骨盤底筋にスイッチが入った状態で動く”ことで、
動きの質や感覚がまるで別物になるという体験をしていただきました。

「わっ、全然ちがう！」「あっ、ほんとだ、すごい！」というNさんの驚きの声。
この「感覚の変化」こそが、パーソナルで得られる大きな価値のひとつです。

セッション後の変化と、代々木公園でのひととき

Nさんは、身体がとても軽く、「歩くのが楽しい！」と笑顔に。
せっかくの晴天だったので、そのまま代々木公園へお散歩に出かけました。
新緑に包まれ、色とりどりの花々を眺めながら、ベンチでお弁当をいただきました。
身体が気持ちよく動くと、心まで軽やかに。
運動とは、健康を超えて“豊かな暮らし”を創るものだと、改めて感じた時間でした。

パーソナルセッション　Nさんのご感想

パーソナルトレーニングでは、骨盤底筋のリクエストをしました。
私自身も多くのお客様も、更年期に入り、色々な悩みをよく耳にするようになったためです。
茂木先生からは骨盤底筋だけではなく、全身へと繋げるアプローチが必要ということ学び実践しました。瞼へのアプローチはびっくりしました！
また、特に肩の痛みがあったので、ほぐしから動きまで見ていただきました。
ハードスケジュールだったのですが、トレーニング後は身体が軽く楽に歩くことができました。
今回のパーソナルトレーニングで感じたことをしっかり自分に落とし込み、そして同じ悩みを持った方々へもお伝えしていきたいと思います。

本当にありがとうございました。