こんにちは！東京代々木・新宿を拠点に活動する健康運動指導士の茂木伸江（NOBUE MOGI）です。
運動が得意な方も苦手な方も、”機能改善”をベースにしたプログラムで”美姿勢””美脚”を作り、動きやす身体つくり・未来もアクアティブな毎日を過ごすことを目指したプログラムをお届けしています！
人材不足が叫ばれる今の社会。その波は、もちろんフィットネス業界にも押し寄せています。
中でも深刻なのが、
「アクアエクササイズインストラクター」
の人手不足。
水の特性を活かした優しい運動で、多くの人の健康を支えてきたアクアエクササイズ。
けれど、コロナ禍を境に、多くのインストラクターが活動を辞めてしまいました。
さらに、そもそもインストラクターを育成する「養成コース」自体が少なく、成り手もほとんどいないのが現状です。
だから、私たちインストラクターの間では、時々こんな言葉が飛び交います。
「もう、私たちって絶滅危惧種だよね…」
代行が、見つからない。
それを痛感するのは、自分がレッスンを休みたいとき。どうしても代わりが見つからず、やむなく施設に伝えると、
「それは困ります。休講にはできません！」
と、ピシャリと返されることも。
休みが自由に取れないという現実。
アクアエクササイズが好きだから続けているけれど、それでも、インストラクターとしての将来に少し不安を覚える瞬間があります。
そんな今だからこそ、「学び」の場が光る
そんな中、5月3日。神奈川県で、NPO法人いきいき・のびのび健康づくり協会主催の
アクアキネシス®︎（水中機能改善体操）インストラクター養成コース
が開催されました。
そしてその後には、
体験型レッスン”スキルアップ研修”も開催！
北海道から九州まで、全国各地から意欲あるインストラクターたちが集結し、共に学び、動き、語り合う貴重な時間となりました。
学びの再スタートを切る運動指導者
今回の参加者は、本当に多彩。
- 産後、インストラクターとして復帰したばかり。「もう一度学び直したい！」と参加した方。
- 見様見真似でレッスンをしていたけれど、きちんと理論から学びたいという方。
- かなり前にコースを受けたけれど、再確認のために再受講した方。
- 自分自身もキャリアを積み、関節の不安を感じることが出てきたこともあり、水中機能改善を学びたいと思った
また、昨年度の養成コース修了者がスキルアップのために再参加してくださったのも、嬉しい再会の瞬間でした。
皆さんに共通していたのは、
「アクアエクササイズが大好き！」
という強い想い。
水（アクアエクササイズ）の可能性、無限大
アクアエクササイズは、ただの「水中運動」ではありません。
陸上ではきつくて動けない方も、水中なら体が軽く感じ、スムーズに動くことができる。
身体（関節）への負担が少ないのに、体力の維持・向上、バランス力アップ、柔軟性の改善、
そして脳への刺激まで、多くの効果が期待できる。
まさに、水は最高のエクササイズツール。
そして、それを人に伝えるには、
- どのように伝えるか
- どんな根拠に基づいて指導するか
- いかに楽しさを届けるか（まるで遊園地のアトラクションのように！）
といった、インストラクターとしての
「伝える力」「導く力」が問われます。
これこそ、磨き続けたい一生のスキル。
「いつか…」ではなく「今こそ」学びのタイミング
アクアキネシス®︎の養成コースは、数少ない貴重な機会です。
「いつか受けてみたいと思ってるんです…」
という声もよく聞きますが、
今の時代、
“いつか”はやって来ないかもしれません。
次回の開催情報を見逃さず、ぜひ優先順位を上げてスケジュールに組み込んでください。
水中から、
健康の未来を支える仲間として、
お会いできる日を楽しみにしています。
コースの様子をダイジェスト動画でご覧いただけます。
ルネサンス新宿でもレッスン開催中！
ちなみに、普段は「ルネサンス新宿」（旧スポーツオアシス）👈でレッスンを担当しています。
木曜日13:15〜「アクアリセット」
このレッスンでは、今回のアクアキネシス®︎の内容を盛り込んだプログラムを実施中。
「まずは体験から！」という方も、ぜひ気軽にお越しください。
個別対応のアクアパーソナル
（機能改善を目的にした水中ストレッチ）
も実施していますので、お気軽にお問合せください。
おわりに：絶滅危惧種から、“未来の担い手”へ
アクアエクササイズインストラクターは、
確かに減っています。
けれど、それでもこの活動に価値があり、
必要としている人がいる限り、
私たちの存在は必要です。
「水」という優しい環境の中で、
人の身体と心を動かす。
そんな尊い仕事を、
これからも仲間たちと続けていきたいと、
心から思います。
水の力を信じて、またプールでお会いしましょう。
レッスン・研修・講習会のご依頼も承っています。
