【大阪開催レポート】ストレッチーズ公式ワークショップ《マット基礎編》|ピラティス・運動指導者向け資格習得へ

ストレッチーズプロフェッショナルトレーナーの茂木伸江(もぎのぶえ)です。
東京を拠点に運動指導者として活動しながら、北は北海道から南は九州まで、ストレッチーズのオフィシャルワークショップを開催しています。たくさんの方にこの道具の良さを知ってもらい、現場で活かせる仲間を全国に増やしていけるように取り組んでいます。

2025年5月11日、ストレッチーズオフィシャルワークショップ・マット基礎編を大阪にて開催いたしました。
なんと約2年ぶりの大阪開催。
久々に皆さまと対面でお会いできたこと、心から嬉しく思っています。

今回のブログでは、ストレッチーズの魅力とともに、当日の様子をレポート形式でお届けします。
初めての方にも分かりやすく、また今後ストレッチーズを指導したい・資格を取りたいと考えている運動指導者の方にも参考になる内容になっています。

目次

ストレッチーズ(Stretch-eze®︎)とは?

「ストレッチーズ(Stretch-eze®︎)」は、アメリカのキンバリー・ダイ(Kimberlee Dye)さんによって開発された、布を活用したセラピーツールです。もともとは障がいのある子どもたちのために、運動機能を引き出すリハビリやセラピーの現場で活用されていました。

その後、ピラティスの補助ツールとして、またコンディショニングやヨガ、高齢者運動指導など多様な分野で使われています。

特に注目すべきは、布が皮膚・筋膜に肌触りの良い布が触れることで固有受容器(身体のセンサー)が刺激され、
身体に「気づき」をもたらし、自分自身の動きを体感覚から再学習できること。
筋力だけでなく、感覚・集中・つながりといった要素を重視した、まさに“感じて動く”新しい運動体験を提供してくれます。

ストレッチーズについての詳しい解説

ストレッチーズと私の出会い、そして現在

私自身がこのツールと出会ったのは2014年秋。
アメリカから日本にストレッチーズを紹介してくださったのは、今や世界を股にかけ活躍されているピラティスインストラクターであり、日本のストレッチーズ第一人者である櫻井淳子先生です。

淳子先生が開催されたワークショップに2014年秋に受講し、その後、プロフェッショナルトレーナー資格を取得し、
**ストレッチーズオフィシャルワークショップ**
を開催できるようになりました。
これまで全国で60回近くワークショップを開催し、北海道から沖縄まで、さまざまな地域で指導者や一般の方々にお届けしています。

今回の大阪開催の様子

2年ぶりの大阪開催となった今回のワークショップ。
参加者の皆さまの背景は本当に多彩でした。

  • ピラティスインストラクター
  • 理学療法士
  • パーソナルトレーナー
  • コンディショニング系の運動指導者
  • 体の探究が大好きな一般の方

また、以前オンラインで受講された方が「やっぱり対面で学び直したい!」と再受講として参加されるケースもありました。
これは、ストレッチーズがオンラインでも学べるツールでありながら、
体感覚の共有や補助のリアルなやりとりが重要であることを物語っていると感じます。

サポート講師・横山慶子さんの存在

今回の開催では、京都で活動されている
横山慶子さんがサポートに入ってくださいました。慶子さんはマット基礎編・コンディショニング応用編の修了者で、普段からピラティスやシルクサスペンション、マスターストレッチなど幅広いツールで指導をされています。

特にストレッチーズに関しては、産後ママ向けレッスンオンラインレッスンでも積極的に活用されており、その知識・経験ともに太鼓判!

参加者のフォローはもちろん、場の空気づくりや技術的なポイントの補足まで、細やかに対応してくださいました。おかげで、より手厚く、深い学びの場となりました。

シルクサスペンション・マスターストレッチ・マシンピラティスの前にもストレッチーズをすることで良いウォーミングアップになる!
メインのエクササイズのパフォーマンスがグッと上がります。
もっと多くの方にストレッチーズを活用していただけたらと思います。

慶子さんからはこんな声もいただきました。

印象的だった参加者の学びの姿勢

ワークショップを通じて印象的だったのは、参加者全員がそれぞれの現場をイメージしながら、真剣に学んでいたこと。
中でも、ある一般の参加者の方のムーブメントの素晴らしさには、私も驚かされました。

かつて合気道をされていたとのことで、身体の使い方や感覚の探究をずっと続けてきた方。
ストレッチーズは初体験にもかかわらず、体の反応やフィードバックが非常に繊細で、まさに“感じながら動く”ことを体現されていました。

また、再受講の方は「指導をしているからこそ、今回は新たな気づきが多かった」とおっしゃっていました。
メモを取る手が止まらない様子が、とても印象的でした。

ストレッチーズを指導したい方へ

よくご質問をいただくのが、「ストレッチーズを指導するにはどうしたらよいか?」という点です。

まずはストレッチーズオフィシャルワークショップ・マット基礎編の受講が必須となります。
この基礎編では、布の特性を知り、使い方や体へのアプローチの基本としたマットエクササイズが中心の内容になっています。

その後、より専門的な内容(資格取得)や指導の幅を広げることをを目指す方は、
コンディショニング応用編やブラッシュアップ研修・解剖学セミナーへのステップアップも可能です。


参加者の声(一部抜粋)

  • 布一枚で、ここまで体がつながるとは思いませんでした!
  • 触れているような安心感があり、生徒さんにも伝えたいです
  • 再受講でしたが、やっぱり対面は深い!理解が格段に進みました
  • シニアの方には難しいかも?と思う点もあるが試してみたい!
  • 産後ママ向けのレッスンに取り入れてみたい
  • 理学療法のリハビリ現場でも使えそうな気づきが多かったです
  • パーソナルセッションの時の手技の代わりになり、自分は他のアプローチができると感じた
  • 長い時間の車移動でバキバキに硬くなっていた体でしたが、最後のロールオーバーの動き易さに驚いた!

終了後のアンケートの声からは全員のかたから、大変わかりやすかった!受講して大変よかった!
との声をいただきました。

今回は、マット基礎編・コンディショニング応用編を修了された京都を拠点に活動される横山慶子さんのサポートもとても大きかったと思います。

最後に

今回は、サポート講師や多彩な参加者に支えられ、とても充実した時間となりました。
ストレッチーズは、ただの補助ツールではなく、「伝える」「感じる」「変わる」可能性を秘めた素晴らしいコンディショニングツールです。

運動指導者としての新しい引き出しを増やしたい方
資格取得を目指したい方
セラピーやコンディショニングの視点から運動を探究したい方

そんな皆さまに、これからもお届けできるよう活動を続けていきます。

「私もストレッチーズを体験してみたい!」という方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

次回の開催情報やオンラインクラスも受付中です!
最新情報はホームページトップページより掲載

今回の大阪マット基礎編の様子はダイジェスト動画でご覧いただけます。


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