トランポリン・縄跳び・くしゃみで起こる尿もれの原因は？改善には骨盤底筋トレーニングが効果的！

東京を拠点に運動が好きな人、苦手な人にも身体がスッキリするエクササイズをお届けする
フィットネスインストラクターの茂木伸江（NOBUE MOGI）です。初めての方はこちら

骨盤底筋という身体の底から内臓を支えている筋肉のことはご存知ですか？
（骨盤底筋の詳しい解説はこちら）

骨盤底筋が弱くなってくると
ちょっと駆け足をしたり、咳・くしゃみ
そして、コロナ禍になって大流行りしたトランポリンをやってみる。
このような

腹圧

がかかった時に漏れそうになる・ちょい漏れ・尿もれがおこる（腹圧性尿失禁）

お風呂に入っているときに、膣にお湯が入ってきたり
お風呂の椅子に座った時に違和感を感じたり

こういった症状で悩んでいる方少なくありません。

本当は楽しいトランポリンのはずが・・・
尿もれでできないってショックですよね。

ここ最近では、様々な企業さんが
吸水シート・吸水ショーツの販売をするところが増えました。

女性の生理用品の売り場を見ても、

どこからどこまでが生理用品で、どこまでが尿もれ対策の吸水シートなのか？見分けがつかないほどです。

それだけ、悩んでいる方が多いということ

もし、このブログを読んでくださっている方で尿もれがあったとしても、貴方だけではありません。

なぜこんなことが起こるのでしょう？


骨盤底筋という身体の底から内臓を支え・排泄のコントロールをしている筋肉が
緩んでいる・弱化しているからなのです。

妊娠出産・加齢などが原因で骨盤底筋が緩み・弱化し、尿もれが起きます。

骨盤底筋は、妊娠・出産により大きなダメージを受けます。

又、加齢により（特に更年期を迎える頃から）弱くなることで、骨盤底筋のコントロールがうまくできず、

お手洗いが我慢できない。尿もれ・ちょい漏れは起こってきます。
（夜間のお手洗いの回数が多いのも骨盤底筋の弱化が関わっていることもあります）

弱化が進むと内臓が膣から出てくることがあります。（臓器脱）

ここ最近、『膣トレ』という言葉を耳にするようになりましたが、
それだけ弱化している人が増え、生活に支障をきたしている人がいらっしゃるということです。

内臓が出てきてしまった時には、専門医で受診が必要です。

夕方になると下腹部に少し違和感が出てくるという方は、
骨盤底筋トレーニングで改善されることがあります。（気になる方は受診をオススメします）

吸水パットを使うことは、根本的な対策・改善にはなりません。あくまでも対処方法。

トランポリン・くしゃみ・咳・駆け足など腹圧がかかった時の尿もれ・ちょい漏れ（腹圧性尿失禁）は

３０分ほどの簡単な呼吸法・誰もが取り組める体操・骨盤底筋トレーニングを継続することで改善される事例は沢山あります。

４０代女性・たった２回の骨盤底筋トレーニングで尿もれ改善

月２回ほどのペースで３０分オンライン骨盤底筋トレーニングを受講してくださった４０代の女性

たった２回のトレーニングで、間に合わなかったお手洗いが間に合うようになり、
うまくコントロールできるようになったとの声が上がっています。（その後もずっとトレーニングは継続）

個人差はありますが、ちょっとコツを知ることができると

くしゃみをしそう
重い荷物を持つ
軽く駆け足をする
ジャンプをする

こうした腹圧がかかる時に骨盤底筋をコントロールすることができるのです。

骨盤底筋も筋肉
トレーニングをすれば、鍛えられる。
筋力がつく・コントロール力がついてきます。
ですがトレーニングをやめるとまた弱くなります。

「ルーの法則」
筋肉は使わずにいるとしだいに細くなり萎縮を起こす。

足腰と同じ
「トレーニングの継続」で
笑っても・くしゃみをしても・トランポリンや縄跳びでジャンプをしても
尿もれが起こらない身体づくりが大切です。
尿もれのことが気になって、生活の活動レベルが変わってしまうなんで、とっても残念

尿もれが起こらない快適な身体づくりのサポートをこれからもお届けしていきますね。

月イチ土曜日　朝　骨盤底筋トレーにイングオンラインレッスン 〜アーカイブつき〜